けん玉国際交流 EJC2012, Poland

EJC2012


去年に引き続き、7月末から8月頭にかけてEuropean Juggling Convention (EJC)に参加してきました。
今年の会場は、ポーランドのルブリンでした。ルブリンと言っても、日本人にはあまりなじみがないと思いますが、首都ワルシャワから電車で2時間半ほどの距離にある、人口35万人程度の都市です。
EJCは、アメリカで行われるIJA Juggling Festivalと並ぶ世界最大のジャグリングの祭典です。EJCは毎年ヨーロッパの都市で開催され、今年で35回目となります。約1週間のイベント期間中、ヨーロッパをはじめとして世界中から数千人のジャグリング愛好者が会場を訪れ、街全体がジャグリング一色になります。
ヨーロッパのジャグラーの間でのけん玉の認知度は高く、むしろ知らない人の方が少ないようでした。けん玉はジャグリング道具の仲間として受け入れられつつあるようです。
EJC会場内のプレイヤーの数は、ボール、クラブ、リングなどのトス系が最も多く、ディアボロやデビルスティックも多かったですが、日本でよく見かけるシガーボックスなどは意外に少なく、人数ではむしろけん玉プレイヤーの方が多いくらいでした。
EJCの公式サイトでも、けん玉は他の道具と同列に紹介されています。

EJC2012公式サイト: http://ejc2012.org/

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続・XeonでAtomをリプレース

顛末

↓に引き続き、自宅サーバのリプレースを続けてます。
http://d.hatena.ne.jp/shakemid/20120701

主に省電力と仮想化の2つの目標に向かってました。
省電力については、Xeon E3-1220L v2の消費電力の低さはすばらしく、Windows 7で、アイドル時25Wを達成しました。
仮想化については、まずHyper-Vを試しましたが、Solaris 11でHDDが127GBまでしか使えず、ZFSのファイルサーバにしたいという要求を満たせないのであきらめました。
次にVMware ESXiを試しました。ちょっと苦労しましたが、BIOSをアップデートしたらインストールできたのでESXiに方針転換することにしました。
XenServerとXenClientも試そうとしましたがインストーラすら起動しませんでした。

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XeonでAtomをリプレース(途中)

現行の自宅サーバ

2008年に組んだ自宅サーバがだいぶ古くなってきたのでリプレースを思い立ちました。現状の構成は以下のような感じです。

ケース Dirac Noah-800
電源 80W ACアダプタ
MB Intel D945GCLF2
CPU Intel Atom 330 (On Board)
Memory DDR2 DIMM 2GB
Video Intel 945GC (On Board)
HDD Hitachi 2.5inch SATA 250GB x2
OS Solaris 11 Express

この構成で、アイドル時の消費電力は34W程度と、当時としてはそれなりに省電力でしたが、今となっては大して省電力でもありません。IvyBridgeが出てきた今なら、Xeonでこの消費電力を下回れそうな気がしたので、AtomXeonでリプレースしてみることにしました。

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踏み台属性

昨日、第34回全日本けん玉道選手権が開催されました。予選は直前の練習どおり19点とまずまずでしたが、決勝トーナメント初戦(2回戦)であえなく敗退しました。そして、私に勝った選手が優勝しました。
よく漫画とかで、大会常連なんだけど主人公などのメインキャラに負ける、踏み台属性のキャラがいると思いますが、私はたぶんその属性を持ってます。
裏付けとして、私が過去10年に出場した全日本選手権で、私に勝った選手の成績(ついでに私の成績も)をリストにしてみました。

年度 私に勝った選手の成績 私の成績
2003 準優勝 3位(決定戦なし)
2004 準優勝 ベスト8
2005 ベスト8か16 ベスト20
2006 準優勝 ベスト8
2007 優勝 ベスト20
2008 3位(決定戦あり) ベスト20
2009 3位(決定戦あり) ベスト8
2010 準優勝 ベスト8
2011 ベスト8 ベスト20
2012 優勝 ベスト16

10年間で私に勝った選手の成績は、優勝2回、準優勝4回、3位2回でした。私に勝った選手が3位以内に入らなかったのは2回のみです。けん玉の大会で私に勝った選手は好成績を収めていることが多いと思っていましたが、気のせいではないようです。
さらに、けん玉だけではなく投扇興でもトーナメントで私に勝った選手が優勝したことは3回くらいはあったような。
どうも踏み台になるのが私の天命のようなので、名脇役キャラを目指していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

ヨーロッパけん玉交流 in ドイツ 2011/8


ヨーロッパにおけるけん玉の普及状況

近年、インターネットによる情報通信の発達により、けん玉の愛好者が世界中に爆発的に増加しています。YouTube(2005年サービス開始)でけん玉の動画を検索すると、世界のけん玉プレイヤーの高度な技に驚かれることでしょう。また、Facebook(2006年サービス開始)では、世界中のけん玉プレイヤーが交流を深めています。特に顕著なのがヨーロッパです。技術的に日本のトッププレイヤーに匹敵するレベルのけん玉プレイヤーが現れており、多くの国で自主的に大会も開かれています。

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仮想化ソリューションまとめ

代表的な仮想化ソリューションを網羅的にまとめたくなったので、備忘録としてまとめました。分類は私の脳内用語もあるかもしれないのでふさわしい用語があれば修正します。エミュレータシンクライアントの領域のものもありますが広義の仮想化ということで。
仮想化ソリューションは似たような名前のものがたくさんありますが、一口に仮想化と言ってもどのレイヤで仮想化を行っているのかきちんと理解していないといけません。各レイヤの製品について、それぞれどのような特徴を持っているのか押さえておきたいところです。

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大会で使えなくなったけん玉を修復する

けん玉の公式大会では、けん玉に改造や大きな破損がないか検査されます。皿のふちやすべり止めの凹み・欠け、玉の塗料のはがれなどは技の成功率に影響を与えるとされ、特に全国規模の大会では、意味不明なほどに厳しく検査されます。
競技用けん玉は木製なので傷むのはしょうがないのですが、けん玉検査に通らなくて使い慣れたけん玉を使えない選手を見るとかわいそうになります。
玉の塗料のはがれや、けんの欠けについては修復が難しいですが、凹みについてはかなりの確率で、しかも非常に簡単な方法で修復できることがわかりましたのでご紹介します。

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