Unix/Linux

Switchbot Meterから温度・湿度を取得して、Muninで可視化するメモ

Qiitaに記事を書きました。 Switchbot Meterから温度・湿度を取得して、Muninで可視化するメモ - Qiita SwitchBot 温湿度計 デジタル スマート家電 高精度 スイス製センサー スマホで温度湿度管理 熱中症対策 アラーム付き グラフ記録 アレクサ、Google home…

CentOS 8 を Oracle Linux 8 に切り替える

概要 背景 Oracle Linux とは? CentOS → Oracle Linux の移行手順 移行してみるテスト 概要 CentOS 8 を Oracle Linux 8 に切り替える方法について記載します。 背景 CentOS 8 の開発が終了し、CentOS Stream に統一されるとの発表がありました。CentOS Str…

Kata Containers on Oracle Linux について Oracle Open World でお話ししてきました

概要 導入 アプリケーションコンテナ アプリケーションコンテナのセキュリティ Kata Containers Demo まとめ 概要 2019/9にサンフランシスコで開催されたOracle Open World 2019で登壇する機会をいただきました。Linuxとセキュリティという切り口で、Oracle …

Elasticsearch Cluster on Linux Container

概要 背景 シナリオ 構築 ホスト構築編 CentOS 7 をインストールする systemd-networkd をインストールする ZFS をインストールする(任意) コンテナ構築編 コンテナイメージをインストールする コンテナを起動する Elasticsearchをインストールする コンテ…

Solaris 11.4 on SuperMicro X10SDV-4C-TLN4F

背景 マザーボード選定の経緯 購入情報 10G NIC の認識 現状の構成 冷却の注意 背景 SuperMicroの X10SDV-4C-TLN4F で Solaris 11.4 が動作したのでメモしておきます。 www.supermicro.com 私の家の自宅サーバはかれこれ14年ほどSolarisです。主な用途はNAS…

zpool remove を試すメモ

Solaris 11.4 では、zpool add したデバイスを remove できるようになっています。以前は zpool add すると外せなかったのでかなりの勇気が必要でしたが、remove できるようになったので構成変更がより柔軟にできるようになりました。 docs.oracle.com zpool…

Build GCC 7 on Solaris 11.3

GCCが7まで出てることにちょっと驚愕しつつ、なんとなくSolarisでコンパイルしてみたメモです。 Solarisを使っているとコンパイルが趣味になりがちです。 GCC, the GNU Compiler Collection - GNU Project - Free Software Foundation (FSF) 環境 $ uname -a…

Solaris de USB温度計

自宅サーバを運用していると、家の温度を測ってグラフ化したくなるというニーズはそれなりにあるようで、多くのブログ記事等がヒットします。 情報を集めてみると、PCsensor社のTEMPerというシリーズのUSB温度計が、1000円くらいから入手できてよく使われて…

Solaris 11 で ShellCheck をビルドするメモ

ShellCheck はシェルスクリプトの文法チェッカです。文法チェックだけでなく、ダブルクォート忘れなども指摘してくれるので、コードの品質向上にも非常に役立ちます。ShellCheckはWebブラウザ版もありますが、CLI版もあります。多くのLinuxディストリビュー…

Solaris 11 で sslscan をビルドするメモ

sslscan はSSL/TLSのサーバに対してプロトコルやCipherのチェックができるツールです。脆弱なCipherが有効になっていないかなどを手軽にチェックするのに役立ちます。 Solaris 11 でもビルドできたので手順をメモしておきます。sslscan は頻繁にバージョンア…

Kyoto Tycoon を Solaris event ports に対応してみた

ドラクエXで使われてることなどで有名な Kyoto Tycoon をいじってます。周回遅れもいいところな気はしますが。 Kyoto Tycoon は軽量・高速なKVSで、もともとは Linux 上で開発されてますが、Solaris でも動作します。しかし、Linux では非同期IOに epoll が…

Fluentd on Solaris 10/11

このところ話題のログ収集ソフトウェア Fluentd を Solaris 10/11 で動かしてみたメモです。 Redhat や Debian だと td-agent というパッケージが用意されていて、yum や apt でインストールできますが、Solaris には公式のパッケージがないのでソースからイ…

仮想化ソリューションまとめ

代表的な仮想化ソリューションを網羅的にまとめたくなったので、備忘録としてまとめました。分類は私の脳内用語もあるかもしれないのでふさわしい用語があれば修正します。エミュレータやシンクライアントの領域のものもありますが広義の仮想化ということで。…

さくらのVPS de Solaris 11 Express

このところVPS業界ではさくらのVPSが話題になっているようです。月額980円という挑戦的な価格も魅力的ですが、Linux KVMによる完全仮想化を採用し、ユーザの責任でOSを入れ替えられる自由度の高さがマニア心をくすぐっているようです。 さくらのVPSは、KVM+Q…

OpenSolaris 2009.06 → OpenIndiana

このところ良くも悪くも動きの多いOpenSolaris界隈ですが、(ディストリビューションの)OpenSolarisの有力な後継と目されているOpenIndianaがついにリリースされました。 http://wiki.openindiana.org:8080/display/oi/Press+Release%28JP%29 OracleからもS…

OpenSolaris Night Seminar

OpenSolaris Night Seminarというイベントのため、サンの用賀オフィスに行ってきました。 http://jp.sun.com/company/events/2010/000467.html 「新入社員の OpenSolaris 奮闘記」と題して、サンの若手社員の方が、OpenSolarisエバンジェリストチームのサポ…

Samba → Solaris CIFS Service

最近のSolarisではCIFSサーバがカーネルに統合され、Sambaでのファイル共有相当の機能を実現できるようになっています。せっかくなのでSambaから移行してみることにしました。 自宅や小規模オフィスのファイルサーバとして使用することを想定して、導入手順…

Atom de OpenSolaris

自宅サーバのOSとしてSXCE(Solaris Express Community Edition)を使用していましたが、SXCEは10月で終了し、OpenSolarisに一本化されるようなのでOpenSolaris 2009.06に乗り替えることにしました。SXCE終了のアナウンス

Oracle to buy Sun

Oracle、Sunを買収 だそうで。IBMよりは事業分野が被らないのでよりベターなのかなと思います。OracleにハードウェアやOSをどこまでやる気があるのかはわからないところですが。 IBMの話が出たときと、今日も、日本Sunの中の人から雑談レベルで話を聞いてみ…

Dual Core Atom de Solaris

D945GCLF2に Nevada(SXCE) b98 をインストールしてみました。基本的に、D945GCLFと同じやり方で動作したので簡単にまとめておきます。 CPU Atom 330は2コア2スレッドなので、psrinfoなどで4つのCPUがあるように見えます。 $ psrinfo 0 2008/09/26 01:32:49 …

(2008/08/26追記) D945GCLFのNIC動作成功

http://solaris.sunfish.suginami.tokyo.jp/blog/2008/08/rge_driver_attach.html http://bugs.opensolaris.org/bugdatabase/view_bug.do?bug_id=6717107 「rge driver は attach し、Interface も plumb されている(ifconfig -a で見える)のに通信できない…

続・Intel Atom de Solaris - D945GCLFのNIC

1日格闘しましたがだめでしたorz RTL8102ELはまだ新しすぎてドライバが対応してないようです。PCI Express接続なのに100BASEしか対応してないという中途半端なスペックなので、なんでこんなのを採用したのか理解に苦しみます。 挫折してますが何かの役に立つ…

(2008/07/13追記) Open Sound System Driver

D945GCLFのオンボードのオーディオデバイスですが、OSS(Open Sound System)のドライバで音を鳴らすことができました。 これで、オンボードのNIC以外を除けば安定して動作することがわかったのでわりと安心して使えるプラットフォームといえるのではないでし…

(2008/07/04 追記) Intel® PRO/1000 GT Desktop Adapter 動いた

というわけで、Intel® PRO/1000 GT Desktop Adapter を購入しました。お値段\4,780。2,3年前は8500円くらいしてたような気がしましたがずいぶん安くなりました。 Solarisに付属のe1000gドライバで問題なく認識しました。 # devfsadm -i e1000g # ifconfig e1…

(2008/07/01 追記) GbE-PCI2敗北

はい、涙目orz GbE-PCI2を挿してみましたがそもそもハードウェアを認識しません。1回だけprtconf -pvで見えたような気がしましたが幻覚だったようです。しかもこのボードはマザーボードと相性がやたら悪いらしく、挿しているとかなりの確率でBIOS画面にすら…

Intel Atom de Solaris

Atomマザーが発売に、Intel製/Mini-ITXで8千円 Intel Atomを搭載したMini-ITXマザーボードが発売されたので買ってみました。ボーナスも出たことですし安いので。これまでMini-ITXといえばVIAが中心でしたが、いよいよIntelが低消費電力・小型化の分野に本腰…

Apache+FirefoxでWindows NTLM認証

もしかしてApache+FirefoxでNTLM認証ができるんでしょうか? IIS+IEでないとできないと思っていた、WindowsアカウントでWebアプリケーションにシングルサインオンなんてことができてしまうのでは。 【Samba TIPS】WindowsドメインとApache Webサーバー間での…

DRBDベンチマーク

DRBDのパフォーマンスを評価する機会があったのでメモしておきます。 DRBDはTCP/IPネットワーク越しにディスクのミラーリングを行うソフトウェアで、Linuxのカーネルモジュールとして実装されています。ネットワーク経由のRAID1と考えるとわかりやすいと思い…

続・mod_limitipconn

嗚呼勘違い。mod_limitipconnの動作を勘違いしていました。昨日作ったパッチは意味のないものだったのでなかったことにします。 わかりやすく解説しているサイトがあったので引用します。http://www.netnice.org/pukiwiki.php?mod_limitipconn より 制限を設…

mod_limitipconnで接続数制限

どうもmod_bwはアクセスされたタイミングではなくコンテンツを返すタイミングで帯域制御および接続数制御をしているようです。ゆえに、サイズが大きなコンテンツへの帯域制限には使えますが、重いCGIへのアクセス制限のような用途にはほとんど意味がないよう…