Solaris10 x86

お亡くなりになった自宅サーバを復活させにゃいかんなあと思いつつ1週間が過ぎてしまいました。
以前はDebianを使っていましたが、他のOSも触ってみようかということで比較検討。

  • やっぱりDebian (apt最高)
  • CentOS (無料のRHELクローン)
  • Gentoo (パッケージがかなり充実してきてるらしい)
  • FreeBSD (面白そうだけどちょっとめんどくさそう)
  • Solaris10 x86 (そもそも動くのか?)

私としてはSCSAを取得してるのでSolaris10に行きたいのですがハードウェアの対応状況が不安です。と思いつつハードウェア互換リストを見ていたら、なんとVIA EPIA-Mが載っているいるではありませんか。
HCL: VIA EPIA M10000
Solaris9の時はC3が486と認識されてしまいインストーラすら起動しませんでしたが、これは試さないわけにはいきませんな。
Download Solaris 10
早速ダウンロードしてみます。DVDライタは持ってないのでCD版で。
Disk1〜4とLangディスクが必要です。コンパニオンCDはなくてもかまいません。
電源を入れてDisk1を入れるとインストーラが起動します。
インストール手順はLinuxとそんなに変わりません。
SPARC版のSolairsはインストールしたことがあるのでそれほど戸惑いませんでした。
XサーバはXsunとXorgが選択できますが、Xorgを選択してみました。
インストールが終わって起動してみると、難なくSXGAでログイン画面が表示されました。あっさりいきすぎてちょっと感動。
NICとAudioが認識されていなかったので、ドライバを落としてきて入れます。
Free NIC drivers for Solaris
Audio drivers for Solaris
説明の通りにインストールして再起動するとあっさりNICもAudioも認識されました。MP3やOGGも当たり前のように再生できます。
もうSolarisとは思えません。NICやAudioの認識はちょっと前のLinuxの方が難しかったと思います。
デスクトップ用途としてもSunがかなりSolarisに力を入れているのがわかります。

ここまでやって無料です。本当にSunは大丈夫なんでしょうか?
PC Unixとして、Solaris10はかなり有力だと思えてきました。
しばらくいじってみようと思います。