K-1WGP決勝

私はPRIDE派ですがK-1もいちおう見てます。
今日は特に予定がなかったので当日券で東京ドームまで見に行ってきました。
出場選手の中では、むちゃくちゃ強かった頃を見てきたのでそう簡単に沈んでほしくないという思いからアーツをいちばん応援していました。
前から最強説はありましたが冷遇され気味だったのでチャンスをつかんでほしいなということで、シュルトにも注目していました。
あとは久々にK-1に復帰するレコにも密かに注目。


気になった試合を軽く振り返ってみます。

ジェロム・レ・バンナ VS ピーター・アーツ

1999年の壮絶な逆転KO劇からの再戦。
この対決はできれば準々決勝ではなく決勝で見たかったです。
試合運びは二人とも慎重でほぼ互角。延長での手数がやや上回りアーツ勝利。
しかしこの試合でアーツは肋骨を負傷し無念のトーナメント棄権。
今年もアーツは怪我に泣かされてしまいました。悲しい...
1日3試合のトーナメントはさすがに見直す時期なのかもしれませんね。

ステファン・レコ VS バダ・ハリ

2003のK-1GPで優勝候補と言われながら突然K-1を脱退。
その後PRIDEに戦場を移すも全く適応できず連敗。
リザーブファイトながらついにあの男がK-1に帰ってきました。
相手のバダ・ハリには今年ヨーロッパのキックボクシングの大会で勝利しています。
復帰の相手としてはイージーか。と思いきや、上段後ろ回し蹴りで失神KOを食らってしまいました。
あんなきれいな上段後ろ回し蹴りは見たことがありません。
バダ・ハリは今後もK-1に継続参戦するんですかね。
レコはどうなってしまうんでしょう。嗚呼。

セーム・シュルト VS グラウベ・フェイトーザ

ボンヤスキーを一方的な展開でKOしたシュルトと、アーツの代わりにリザーバーとして出場し武蔵をKOしたグラウベの決勝戦。
1回戦で戦ったときにすでにシュルトが圧倒していたのでシュルト有利は動かないだろうと思っていたら、今度は秒殺でKOしてしまいました。
強すぎですシュルト
シュルトはでかくて動けるので、K-1ではちょっと倒せそうな選手が見あたりません。
今後はK-1に専念しそうなのでかなりの長期政権になるんじゃないでしょうか。
(あ、そういえばK-1ではないですがイグナショフに負けてましたね。)