PRIDE武士道其の十三

横浜アリーナに見に行ってきました。
祝!ナレーター立木文彦復活。この人の声はPRIDEに合うなあ。

郷野聡寛 VS デニス・カーン

郷野の入場でまさかのDJ OZMA登場。やりすぎ、びっくり。
カーンが郷野より一回り大きく見え同じ階級とは思えません。郷野はカーンの攻撃を上手くいなしますが手数が少なく攻め込むことができません。カーンが郷野を転倒させ上になる場面が目だちます。郷野は上手く闘ったと思いますがカーンに分があり3-0の判定でカーンの勝利となりました。
フィリオが三崎に勝っていたので決勝戦の組み合わせはフィリオ対カーンになりました。

青木真也 VS クレイ・フレンチ

跳関十段 青木と急遽参戦となったフレンチの試合です。
青木は打撃をもらいつつも組み付きグランドに引き込みます。得意の三角絞めに移行しますが一度は脱出されます。再びグラウンドに引き込み素早く三角絞めに移行します。フレンチは耐えようとしますが完全に入りタップ。青木の一本勝ちとなりました。
青木はキャラが立っていて試合も面白いので注目の選手です。

五味隆典 VS マーカス・アウレリオ

ライト級のタイトルマッチです。
五味は今年4月にノンタイトル戦で敗れたアウレリオとのリベンジ戦となります。
両者非常に慎重な試合運びで思い切った攻撃が出ません。アウレリオはグラウンドに引き込もうとしますが五味は徹底して付き合わずスタンドでの勝負にこだわります。両者決定打がないまま判定となりました。判定結果は2-1で五味。僅差で王者防衛となりました。五味にとってアウレリオはかなり相性が悪いようです。

三崎和雄 VS デニス・カーン

フィリオは一度目のドクターチェックで問題なしと発表されましたが二度目のドクターチェックで膝靱帯の損傷の疑いがあるため試合不可能とのこと。急遽三崎の決勝進出が決まりました。近年のPRIDEでこういったトラブルは珍しいです。
三崎は満身創痍ですがカーンも肩を痛めている様子です。
序盤カーンが優位に試合を進めます。打撃で押し三崎を倒しますが三崎は下から三角絞めを狙います。カーンもスタミナが切れてきたのか徐々に三崎がペースを掴みます。カーンのタックルを切り膝蹴りを連続で当てていきます。
2Rに入っても三崎がパンチとタックル切りからの膝蹴りで攻め、打ち合いになっても一歩も引きません。試合は判定決着となり2-1のスプリットで三崎が勝利しました。かなりの名勝負でした。

この日は6時間半に及ぶ興業で会場を出たのは22:30になってしまいました。家に帰ったら日が変わってました。くたびれました。